ご存知でしょうか?
寿がきやプレゼンツの“みそ煮込うどん”を。 私はつい先日までその存在すら知りませんでした。 幸いな事に。 実物の写真はこちらの下のほうに用意してございますので注意して見といてください。 いえ、万が一にも間違って買わぬよう、とかいった意味は微塵もありません・・・ 事の発端はこちらの私が大変お世話になっているHPからの依頼でした。
脅迫に見えない事もありませんが気のせいです。 この日は事前に天下一品ってえちょっとこってりしたラーメンを天津飯定食として頂いており、 ありていに言ってハラいっぱいな状態なワケでしたが、もうこうなっては引き返せません。 いざ、実食! とその前に私の名古屋における職歴ならぬ食歴をちょっと軽〜く書いときたいと思います。
作り方ですが「作り方しくじったんだぎゃあ?」って言われないよう、 カップに書いてある説明とおり忠実に作りました。 【中身の食材】 1.麺をカップに入れ、お湯でほぐして湯を捨てる。 2.かやく・スープ・とろみの素を入れる。 →→ 3.再びカップにお湯を入れ、良くほぐしてから2分蓋をして待つ。 4.できあがり。 完璧っしょ? で、早速食ってみたいワケですが・・・においがね〜 当たり前なんだけど味噌バリバリなんだよな〜 ツルツルツル あら普通じゃん! ってそらー唇でダシをきって麺だけ食べりゃあねえ。 しばらくソレを何回か繰り返したが麺は結構いける。 で、ダシ。これも単体で飲むと別にいけん事はない。 決して旨くはないが。 が、が、これが2つ合わさるとどうだろう! なんか正に夢のような味って感じ? 蓋には「名古屋コーチンのエキス」がどーたらーこーたら書いてあるが、とりあえずソレに関しては鼻毛の先ほども味わえませんでした。 この時私の心は「やっぱ全部食わんといけんよな〜」って事でいっぱいです。 なんせビンボな家庭に育ったもんで食う物を粗末に扱う習慣がなかったもんで。 ガチャッ お〜丁度ソコにマイブラザー(兄)がご帰還。 無言で手招きした私は「とにかくコレ食ってみて」と兄を死の淵へと誘いました。 先に書いときますがシコミ無しです。 兄は昨日は会社にて徹夜で仕事をしており、私がちょっと変なインスタント麺を買ってきてた事など露ほども知りません。 「なんなんや?」 「まーとりあえずソレ食ってみて。単なるうどんやし。」 「ふ〜ん・・・」 これは一種の賭けです。 私の味覚がおかしいのか? 天下一品なんて濃いぃラーメン食った後だっただけにちょっと自信がなかったのです。 少しためらいながらも、最終的に兄は箸を取った。 そりゃ表面上はうどんを勧めてるだけだからね〜。 ズルズルズル : : : カタッ 私、初めて見たのかもしれません。 マジで人が驚きによって箸を落とすところを・・・ 「なんじゃコレ?!」 マジです。マジ顔です。 いえ、マジのマズ顔です。 これ以上無いくらい眉をしかめながら 「まっず〜〜〜〜!!!」 と我が敬愛する兄は語尾も長くそうおっしゃいました。 で私、「でしょ?」 ・・・この後、「こんなマズいもん生まれて初めて食ったわ」ってな 意味のことを様々な言葉を駆使して兄は私に語ってくれました。 嬉しかったです。 こうやって兄弟の絆って深まっていくんだなぁと思いました。 そんな大嘘は兎も角、 兄も私も「うどんとあのダシの相性激悪」という同意見で裁決を下し、 これをもってレポートを終了したいと思います。 ってシメたいんだけどもまだまだ余ってんだよな・・・ どうした!俺! 天下一品の大盛りラーメンを汁も残さず食ったときの勇姿はどうした!<わかる人にはわかる もうこうなったら伝家の宝刀一気食いだっ ズルズルズルズルズルズル : : : ブーーーーッ かくて、その昔うどんと呼ばれていた物体は、細切れになって最後に流し台にて処理されたという・・・ 名古屋万歳! MICKさん素敵なネタありがとう! |