用意するもの

とりあえずはこの3つでOK!

  1. OS
  2. エディター
  3. コンパイラー

  1. OS

 これは説明の必要もないでしょう。
 今このページを見ているという事は。
 但し、ここでは対象を「Microsoft Windows」及び「MS-DOS」のみに絞りたいと思います。
 ってゆーかそれ以外UNIXくらいしか知らんし。
 でUNIXを日常的に使ってる人がココを見るとも思えないので。。。


  2. エディター

 テキストファイルを編集する為のものです。
 テキストエディターとも言います。

 テキストとは何ぞや?と言われると、これは文字そのものを指してます。
 文字に対する色や大きさ等の修飾が一切されていない、純粋に文字(キャラクター)だけで構成されたファイルの事をテキストファイルと言い、ほとんどのプログラム言語では、プログラムはこのテキストファイルで書かれている事を前提としています。

 でこれはWindowsに付属のメモ帳でも当面は構いません。
 但し、プログラムがちょっと大きくなってくると、操作が段々煩わしくなってくるかと思いますが。
 フリーなエディターならWindows版ではかなりの数があります。(参考:窓の杜
 いくつか実際にインストールして使ってみて、自分にあったのを使うのが一番よろしいかと。

 ちなみに周りでは「秀丸」を使ってる人が一番多いように思います。
 シェアウェアですが多少の制限のみでかなり使えるようです。
 私は「MIFES」というあまり人にオススメできないテキストエディタ(ただ職場で「お〜未だにMIFES使ってる人なんて久々に見ましたよ!」とかタマに言われるようにはなれます。嬉しくない)しか使った事がほとんどないんで、よくは知りませんが・・・。

 MS-DOSな方は既に何かしら持ってる筈なんでパス。
 てか持ってないと何もできないと思うんで。
 最終的には「EDLIN」という手もあるし。(使い方は「EDLIN /?」及び起動後の「?」コマンドでどうぞ)
 でも一応参考までに→Vectorのテキストエディターのページ


  3. コンパイラー

 コンパイラーとは、テキストファイルで書かれたプログラムを、実際にコンピューターが実行できるファイル(EXEファイル)に翻訳変換(コンパイル)してくれるソフトウェアの事を言います。
 これは有料無料大なり小なり色々なものがありますが、「とりあえず実践!」をコンセプトとする以上、手軽で金のかからないフリーなコンパイラーをここでは対象とします。
 「金を掛けた方が追い詰められる感じが出てやる気が出る!」って方はまずこのHPには来られない(そもそも独力でなんとかしてるハズ)かと思いますので。
 そんな訳で以下の2つのコンパイラーの内、どちらか好きなほうを選んでゲットして下さい。
 どちらもフリーで昔からあり、かつ定評もある(と私が思ってる)コンパイラーです。

Borland C++ Compiler (長いので以後「BCC」と略します)

 Windows(95,98,NT4,2000)専用のコンパイラーです。
 C言語だけじゃなくて、ゆくゆくはWindowsプログラム、もしくはC++(シープラスプラス)言語なんかについても学びたい!って方なら迷わずこっち。
 但し、ダウンロードしないといけないファイルのサイズが、8.5MBとちょっと大きいのが難点ですが。
 ただ回線がADSLやCATVな方ならほとんど苦にならないと思います。

 ダウンロードの方法は、
  1. こちらのページより、真ん中あたりの
    Borland C++ Compiler 5.5 のダウンロード
    をクリックし、「ダウンロード手順」のページへ。
  2. 「ダウンロード手順」のページより、
    Step 2 : Borland C++ Compiler 5.5 のご使用条件
    をクリックし、「ご使用条件」のページへ。
  3. で後はライセンス契約をざ〜っと読んで、納得したら一番下の「同意する」をクリックすれば、やっと「ダウンロード」のページへ行く事が出来ます。
    ちなみに書いてある事を要約すると、「BCCで作った実行ファイルでお金取っちゃいけないよ」とか「サポートや保証は基本的にないよ」とかです。
  4. 一応書いとくと「ダウンロード」のページで「FTP」と書いてある所をクリックすれば、ダウンロードが始まります。
    これをどこかHDDの適当なとこへ保存すればOKです。

 あと、大きな書店に行かないと置いてないかもしれませんが、「C MAGAZINE」という雑誌の付録CD-ROMには大抵収録されています。
 1,200円とちょっと雑誌にしては高めですが、プログラム系の雑誌は大概こんな感じの値段が普通ですので。。。
 他にも色んなツールが収録されてたり、初心者向けのコーナーも一応あったりするので買ってそれ程損はないかと思います。(しかし我ながら微妙な言い回しだ・・・)


LSI C-86 Ver.3.30c 試食版 (長いので以後「LSI C-86」と略します)

 MS-DOS汎用。つまりMS-DOSと名が付く環境か、もしくはWindows全般に対応してるコンパイラー。
 純粋にC言語を学ぶ上でこれほど昔っから広く知られて、実際使われてるものもそうないかと思います。
 それにとにかく軽い。
 その代わり低機能ではあるけど、それも無駄なものを徹底的に省いてるが故の事なので。
 なお、BCCと同じく保証やサポートは当然の如くありません。

 ダウンロードの方法は、
  1. こちらのページより、真ん中あたりにある
    ファイル名「lsic330c.lzh
    をクリックすれば、ダウンロードが始まります。
  2. で、これをどこかHDDの適当なとこへ保存すればOKです。

 なお、Vectorからでも全く同じものがダウンロードできますし、C言語系の雑誌や書籍にもよく添付されてる事が多いです。

 とにかくダウンロードが苦でない&Windows環境な方なら「BCC」、8MB超もダウンロードしてらんないし雑誌も買うのはちょっとって方は「LSI C-86」をどうぞ。
 どっちにしろ「C言語を学ぶ」という目的に関しては十分すぎる機能を持ってますので。


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